2024-01-10

自分が着る服に関して自我がない。いや、自我がないというのは適切ではなく最近「ピンクや黄色は苦手」くらいの感情は芽生えてきた。

自身の自我の無さと同僚の女性陣が服選びを手伝ってくれるという環境に甘えて、この歳になってもまともに能動的に服を選ぶ経験をしてこなかった。選んでもらうまでどうしてたかというとカンファレンスのノベルティでもらう服で何とかなっていたから。

ただこの状況を意中の異性がいたとして好ましく思うかというと......ということに今日ようやく気づいた。気づいたと言っても自ら気がついたわけではなく他者からの意見でようやくといったところ。

自分にファッションセンスがないから能動的な選択ができるように鍛えてもらっているというシチュエーションならまだ違ったと思う。自分の場合はそんな殊勲な心掛けは持っていない。自分で選べないから他者の意見に委ねているだけなのだ。これが仕事だったら真っ先に嫌悪する対象なのに、自分の事となった途端にそのことをスルーしてこれまで生きてきた。

まともな格好をしている人間としてみられたい欲求はある。めちゃくちゃある。それを自身の努力ではなく他者に依存しているこの状況がよろしくないのだと自認できただけでよかった。

今後は自我をやっていこうと思う。